韓国・現代自動車(Hyundai Motor)は2018年9月19日、新型の燃料電池(FC)トラックを2019年に欧州スイスに投入すると発表した。5年間で1000台の販売を目指す。1充填あたり約400kmを走行できる。(図12)。

図1 Hyundai Motorが2019年から欧州に投入する大型FCトラック
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図2 構成システムの詳細
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 同社は世界有数の商用車のモーターショー「IAA商用車ショー(IAA Commercial Vehicles show)」(一般公開2018年9月20~27日、ドイツ・ハノーバー)でコンセプトを公表した。

 乗用車用のFCスタックを2個つなぐ図3)。出力は合計で190kW、質量は約180kgである。従来エンジンを置いていた運転席下にFCスタックを納める。同社は、スイスの水素会社エイチツー・エナジー(H2 Energy)と提携に関する覚書も締結した。スイス市場向けのFCセルなどをH2 Energyから調達する。

図3 乗用車用のFCスタック、出力は95kW
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 圧縮した水素を貯めるタンクは7~8本で、運転席と荷台の間に配置する。充填圧力は35MPaで、日本の乗用タイプの燃料電池車(FCV)やFCフォークリフトと同じ。約7分で満充塡にできる。

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