米NVIDIAは、3Dプリンターを使い”サクっと"作れるAR用HMD(ARグラス)を「SIGGRAPH 2018」にデモ展示し、その概要について講演した。ARグラスに用いる複雑な形状(自由形状、自由曲面)の光学部品を3Dプリンターなどで作製する技術を開発。同技術によって、自由曲面の光学部品を利用するARグラスの試作・検証を短期間、かつ少ない設備投資で行えるようになるという。従来は高価な製造装置が必要なため、自由形状の光学部品を、短い期間で低コストに試作するのは難しかった。

 NVIDIAは、VR/ARに向けたGPU市場を今後の重要な成長分野と位置付けている。そこで今回のようなARグラスの試作・検証のハードルを下げる製造技術を開発することで、同グラスの性能向上を促し、その普及促進・市場拡大を図る考えである。

デモで見せたARグラス。左右にある小型基板がRaspberry Piで、上方にあるのが小型プロジェクター(撮影:日経 xTECH)
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ARグラスを後ろ側から撮影したもの(撮影:日経 xTECH)
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写真の中央部に見える2つの透明な物体が、作製工程に3Dプリンターを適用した光学部品(撮影:日経 xTECH)
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NVIDIAのKaan Aksit氏が講演。3Dプリンターなどで作製した光学部品を手に持っている(撮影:日経 xTECH)
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