ディスプレーの学会「SID 2018」(5月20~25日、米国ロサンゼルス)の展示会では、折り畳み型端末への対応を目指した部品・材料の展示が相次いだ。大日本印刷、旭硝子、ドイツのショット(Schott)、岩谷産業などが展示した。

ガラスをハードコートフィルムに置き換え

 スマートフォンなどの表面には現在、衝撃に強くて割れにくい化学強化ガラスが使われている。しかし、現在の化学強化ガラスは硬く、折り畳むように曲げることは難しい。

 この化学強化ガラスをハードコートフィルムに置き換えることで、折り畳みに対応する。このような提案をしたのが、大日本印刷である(図1図2)。同社は今回のSIDで、開発中のハードコートフィルムを展示した。鉛筆硬度が9Hと6Hの2種類のフィルムを開発している。

 どの程度の曲げに対応できるかを示す曲率半径は、ハードコート面を外側にして曲げた場合、9Hのフィルムで5mm、6Hのフィルムで3mmである。なお、ハードコート面を内側にして曲げた場合の曲率半径はいずれも1mmである。

図1 大日本印刷のハードコートフィルムのデモ(1)
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図2 大日本印刷のハードコートフィルムのデモ(2)
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