新型ディスプレーとして、この2~3年でにわかに注目株となった「マイクロLED」。その実像が、米国ロサンゼルスで5月20~25日に開催されたディスプレーの学会「SID 2018」で見えた。これまでは技術発表が中心だったが、今回のSIDでは、具体的な開発品や試作品が姿を現した。

 マイクロLEDでまず期待されているのは、液晶や有機ELをしのぐ表示性能を生かした直視型の大画面ディスプレーである。また、AR/VR用のマイクロディスプレーの開発にも多くのベンチャーや研究所が参入している。さらに今年は、マイクロLEDに先行して実用化が見えてきた「ミニLED」についても、液晶のバックライト応用という具体的な提案が相次いだ。

 これらの様々な新型LEDについて、数回にわたって順次レポートしていく。最初は、直視型のマイクロLEDディスプレーである。