米国ロサンゼルスで5月20~25日に開催されたディスプレーの学会「SID 2018」では、VR/AR(仮想現実/拡張現実)映像の画質を向上させる技術の発表が相次いだ。米グーグル(Google)、韓国LGディスプレー(LG Display)、韓国サムスンディスプレー(Samsung Display)、ジャパンディスプレイ(JDI)、シャープなどが新技術を披露した。

 VR/AR映像には現在、2つの大きな課題がある。1つは、映像の中に格子模様が見えてしまうこと。VR/AR用のヘッド・マウント・ディスプレー(HMD)では、小型パネルの映像をレンズで拡大して見る。このため、現在の解像度の低いパネルでは、一つひとつの画素が粒のように見え、画素と画素の間が格子のように見えてしまう。これは「スクリーン・ドア・エフェクト」と呼ばれる。

 もう1つの大きな課題は、映像の遅延である。パネルの応答速度が遅く、HMDを付けた頭を動かしたときなどに遅延が生じると、利用者が違和感を持ち、ひどい場合は気持ちが悪くなったりする。いわゆる「VR酔い」である。

[画像のクリックで拡大表示]

この先は有料会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が4月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら