コンガテックジャパンは、「第7回IoT/M2M展 春」(2018年5月9日~11日に東京ビッグサイトで開催)にブースを構え、産業用組み込み機器向けのコンピューターモジュールを手掛ける独congatec社の製品などを展示した。congatecは2018年2月にハイパーバイザーソフトウエアを手掛ける独Real-Time Systems(RTS)社を買収したばかり(関連記事1)、今回のコンガテックジャパンのブースではそれをアピールするデモンストレーションを見せた。

congatecのCPUモジュールやRTSのハイパーバイザーなどからなるシステムを使って、鍵盤を押すロボットを制御する。日経 xTECHが撮影。約15秒。消音済み

 ブースでcongatecのCEOのJason Carlson氏、RTSのCEOのGerd Lammers氏、コンガテックジャパンのカントリーマネージャーの田中康之氏に話を聞いた。Carlson氏とLammers氏が開口一番に語ったのが、米Intel社との関係が良くなったことだ。両氏によれば、世界市場で有力な組み込み機器向けハイパーバイザー製品は、RTSと米Wind River Systems社の2社しか提供していないという。

左からcongatecのCEOのJason Carlson氏、RTSのCEOのGerd Lammers氏、コンガテックジャパンのカントリーマネージャーの田中康之氏。日経 xTECHが撮影
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 「Wind Riverを傘下に置いたIntelは、立場上、Wind Riverのハイパーバイザーを推すことがあった。Intelは2018年4月にWind Riverを米国の投資会社TPGへ売却することを決めた(関連記事2)。今後は、遠慮なくRTSのハイパーバイザーを推せるようになる。我々にはチャンスだ」(Carlson氏)。「現在、ドイツの複数の大手ユーザーがWind RiverのRTOS「VxWorks」と(VxWorksのハイパーバイザーではなく)我々のハイパーバイザーを使っている。今後はこうしたケースがもっと増えていく」(Lammers氏)。

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