宮崎県に本拠を構えるアイ・ホームは、ZEHなどの性能評価に積極的に取り組む工務店だ。ほとんどの住宅でBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の評価書を取得し、ZEHは2018年に受注した住宅の8割を占める(同年11月時点)。

 19年1月に完成した北高鍋建売モデル(宮崎県高鍋町)は平屋だ。日射量の多さや、地価が安く敷地面積が広く取れる地域特性を生かしている〔写真1〕。外皮性能と一次エネルギー消費量は、ともにZEHの基準を大幅に上回る数値を達成した。CASBEE(建築環境総合性能評価システム)のSランク、建築環境・省エネルギー機構(IBEC)によるLCCM住宅の定も受けた。「LCCM住宅の同認定を得るのは4棟目。経験上、ZEHに太陽光発電パネルを3kW程度多く載せればLCCM住宅になると考えている」と、アイ・ホームの田村寛治代表は話す〔写真2〕。

〔写真1〕空気が巡る室内
リビング回り。写真の右手奥に位置する機械室からダクトを通し、室温と1~2℃の温度差を持つ空気が大風量で届く(写真:アイ・ホーム)
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1階平面図
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矩形図
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〔写真2〕平屋でLCCMを実現
南勾配の屋根に15kW超の太陽光発電パネルを設置。東西の袖壁で朝夕の日射を防ぐ(写真:日経ホームビルダー)
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4つの給排気口を並べた西側壁面。隙間を開けて横張りした板部分を一部に配し、外観デザインに変化を与えた(写真:日経ホームビルダー)
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