
(写真:Getty Images)
医師とAI(人工知能)が協調する時代に入った。AIは医師の弱点を補い、適切な助言をする「相棒」のような存在だ。実例をもとに、医師とAIの関係の最前線に迫った。
出典:日経コンピュータ、2019年11月28日号 pp.36-39
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
閉じる
医師とAI(人工知能)が協調する時代に入った。AIは医師の弱点を補い、適切な助言をする「相棒」のような存在だ。実例をもとに、医師とAIの関係の最前線に迫った。
医師とAIが協調しながら治療に取り組む動きが各所で進んでいる。難病患者の治療法を見つけ出し、救った命もある。医療現場の最前線における、医師と「名助手」の挑戦に迫る。
米IBMのAI(人工知能)システム「Watson」が米国のクイズ王に勝利してから8年超。幅広い業界でWatsonの活用が進み始めている。特にIBMが期待を寄せるのが、ヘルスケア分野だ。規制の壁などを乗り越えながら、少しずつ実績を積んでいる。Watsonを将来の収益源と位置付けるIBMにとって、ヘル…
膨大な数の論文から遺伝子変異の研究成果を探索し、がんに関わる変異などを解析する米IBMの「IBM Watson for Genomics(WfG)」。WfGは、がんの遺伝子変異に応じて治療する「がんゲノム医療」で存在感を増しつつある。東京大学医科学研究所(東大医科研)は2015年7月、日本で最初に…
AI(人工知能)をはじめとした最新ITに対する医療現場の期待は大きい。現場のニーズに応えるため、国内の大手IT各社は医療機関と組んで実証実験を展開したり、新システムを開発したりしている。既存のハードウエア事業などが縮小するなか、新たな収益源を確保する狙いもある。