テスラ モデル3には車載ディスプレーとして運転席と助手席の間に設置された15型のタッチパネル式ディスプレーがある。インテリアの中にボタン類はほとんどなく、運転以外の操作はほぼここで完了する。

 カーナビゲーションシステムはもちろんのこと、オーディオ、エアコンの温度・風量・方向、Webブラウジング、シートヒーター、トランクのロック解除、ライトなどの操作が可能である。また、このディスプレーは、速度メーターも兼用しており、速度のほか、電池残量、自動運転の状況などの把握ができる。

テスラ モデル3に搭載される15型タッチパネル式ディスプレー
[画像のクリックで拡大表示]

 興味深いのは、このタッチパネル式ディスプレーには、内部に画面描画を行うためのプロセッサーチップや、通信のためのチップを持たないこと。タッチパネルの信号の取得と送信、表示に徹している。このタッチパネルディスプレーは、いわゆる、“シンクライアント”の端末なのだ。

 サーバーに当たる部分は、別途用意された車載コンピューター内にあるメディアコントロールユニット(MCU)という基板で担っている(関連記事)。

MCUの基板が搭載された車載コンピューター
筐体の中央下にあるあずき色のコネクターに車載ディスプレーが接続される
[画像のクリックで拡大表示]

この先は有料会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が2020年1月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら