視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚から成る「五感」の中でセンサーとしての開発が最も遅れていた嗅覚を、携帯端末に実装する動きが目立っている。感度の点でも分析能力の点でも性能が低い人間の鼻に代わって、人間が気づかなかった情報を大量に提供する。食品や薬物、火薬などのにおいの検知に加え、がんなど各種の病気診断にも役立てられそうだ。

出典:日経エレクトロニクス、2015年6月号 pp.60-69 の特集「電子の鼻が社会を変える」を改題した記事です
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