ITエンジニアは今後どんなプログラミング言語を学びたいと思っているのだろうか。またもう学ぶ必要はないと感じているプログラミング言語は何か。これを探るため、日経 xTECHでは「プログラミング言語実態調査」のアンケートをWebサイト上で実施した。調査では今後スキルを磨きたいプログラミング言語を複数回答で聞いた。

今後、スキルを磨きたいと思う言語
(1人当たり最大3つ選択してもらった)
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 スキルを磨きたい言語の第1位は「Python」だった。回答者440人中321人がPythonを選んだ。実に7割を超える回答者がPythonを学びたいという状況だ。AIブームの到来で有望視するITエンジニアが多いとみられる。

 第2位は「JavaScript」(221人)だ。半数以上の回答者がJavaScriptのスキルを磨きたいと答えている。同じくWeb技術である「HTML/CSS」(156人)も第3位に入った。こうしたWeb技術を用いたシステム開発が現場で増えているのだろう。

 第4位は同数で「C/C++」と「SQL」が並んだ。155人がスキルを磨きたいと考えている。第6位は「C#」(143人)だった。現在メインで利用しているプログラミング言語が上位を占める結果となった。

 注目したいのは第7位の「Java」(135人)である。前回の調査では第3位にランクインしたJavaだが順位を下げた。

 コメント欄にはJavaの有償化を懸念する意見が並んだ。「Javaの有償化と高速リリースの流れに苦慮している」(50代、IT企業)、「Javaが有償化し、会社がJava以外で開発するといった方針に変わった」(40代、ユーザー企業)など、Java離れを示唆するコメントが複数寄せられた。

 調査では今後スキルを磨かなくてよいと思っている言語も尋ねた。集計の結果、エンジニアが学びたいと思わない言語の第1位は「COBOL」となった。回答者440人中、246人がCOBOLのスキルを磨く必要がないと答えている。

今後、スキルを磨かなくてもよいと思う言語
(1人当たり最大3つ選択してもらった)
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 COBOLアプリケーションはいまだ多くの基幹系システムで動き続けているが、保守するエンジニアの高齢化などが問題視されている。いわゆる「2025年の崖」の問題だ。アンケートではCOBOLを使っている回答者は少なくないという結果が得られた。しかしITエンジニアの多くはスキルを磨く必要がないと考えているようだ。

 第2位は科学技術計算によく使われる「FORTRAN」(214人)、第3位は「PL/I」(153人)だった。

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