Bluetooth 5が主流に

 マウスやヘッドホンなどの接続に使われるBluetoothは、いちばん新しい規格であるBluetooth 5への対応が進んでいる。新しいといっても仕様が一般公開されたのは2016年12月なのだが、ここに来て普及が進んでいるのは、2018年以降のインテルの無線LANモジュールがBluetooth 5に対応していることが大きい。Bluetooth機能は、無線LAN機能と同じ通信モジュールで提供されていることが大半である。

 Bluetooth規格は4.0までと4.0以降で大きく変わっている。Bluetooth 4.0で、省電力の通信モード「BLE(Bluetooth Low Energy)」が採用された。Bluetooth 5.0では、BLEの速度を2倍に、通信エリアを4倍に拡大するなど強化されている。

歴代Bluetoothの特徴
[画像のクリックで拡大表示]

高速有線LANに光明

 有線LANでは、通信速度1Gビット/秒の1000BASE-Tが長く標準であり続けている。だがここ2年ほどの間に、10Gビット/秒で通信できる10ギガビットイーサネット(10GbE)や5Gビット/秒、2.5Gビット/秒に対応する「マルチギガビットイーサネット」の有線LAN仕様に対応したPC(iMac Proなど)や自作用マザーボードが徐々に増えている。だがこれらの規格に対応するスイッチングハブやルーターの価格が下がらず選択肢も少ないため、現状ではあまり普及が進んでいない。

 ただ、バッファローが2019年10月中旬に発売したWi-Fiルーター「WXR-5950AX12」は、最大約6Gビット/秒(5GHz帯は4803Mビット/秒、2.4GH帯は1147Mビット/秒)のWi-Fi 6対応に加え、10GbE対応のWAN/LANポートを1つずつ搭載。実勢価格は4万円台半ばだ。Wi-Fi 6対応のハイエンドルーターとしても魅力的な選択肢だけに、普及の足掛かりになりそうな製品と言えるだろう。

主な有線LAN規格
[画像のクリックで拡大表示]
バッファローのWi-Fiルーター「WXR-5950AX12」は、Wi-Fi 6対応に加え、10GbE対応のWAN/LANポートを1つずつ装備。11月4日現在の実勢価格は4万4000円前後
(出所:バッファロー)
[画像のクリックで拡大表示]
バッファローの2.5GBASE-T対応スイッチングハブ「LXW-2G5」。11月4日現在の実勢価格は2万3000円前後
(出所:バッファロー)
[画像のクリックで拡大表示]