八千代エンジニヤリングの植田大造氏は2010年前後、堤防の設計業務などでたびたび発注者から表彰を受けるなど、30代の若さで同社有数の河川技術者として鳴らした一人だ。日経コンストラクション2009年10月23日号では、業務成績で高得点を獲得するコツを「積極的なコミュニケーションで発注者との信頼関係を構築し、困り事に応える」と述べていた。

八千代エンジニヤリング経営戦略課の植田大造課長(写真:日経コンストラクション)
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 植田氏はその後、17年に営業戦略室(現・経営戦略室)に異動。同社の経営の中枢で、経営の方針や計画の策定、推進を担っている。異動早々に打ち出したのが、民間向け事業の拡大だ。18年に定めた長期経営方針と中期経営計画に盛り込んだ。

八千代エンジニヤリングのウェブサイト。民間も重視することを打ち出す(資料:八千代エンジニヤリング)
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 長期経営方針では27年までに売上高を100億円ほど上乗せして330億円とするため、現在は国や自治体、高速道路会社などにほぼ限られている顧客を一般企業にも拡大し、官民比率を2:1とすることを目指す。再生可能エネルギーや公共性が高い地域支援サービスなどに新たな商機を見込む。

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