DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する開発チームをどう作ればよいのか――。こうした悩みを抱える企業が今、続々と相談を持ちかけているのが、Pivotalジャパンだ。注目が集まるPivotal流の「DX開発チームの作り方」を解説する。(本誌)

 イノベーションを起こすチーム作りには、オフィス環境も重要な要素です。Pivotalは生産性を最大化するようにオフィスをデザインしています。オフィススペースでは、メンバーが近くに座ることで席を立たずにいつでも質問をしたり、会話をしたりできるように机を配置します。

 机と机の間の距離も理想的になるように計算しています。さらに、高さが調整できるデスクや人間工学に基づく椅子を選び抜いて採用しています。これもオフィスを快適で生産性の高い空間にするためです。

 オフィスの至る所に付箋紙の貼られたホワイトボードがあります。プロジェクトの状況が一目で分かり、必要になったらメンバーを集めてすぐに議論できます。

オフィス環境
ホワイトボードが至る所にあるワークスペース
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(出所:Pivotalジャパン、以下同)
コードのステータスが分かるモニター
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卓球台
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 さらに、チームごとに大きなモニターを設置し、最新のコードのテストのステータスといった技術的な情報を表示しています。緑色はテストが成功したことを示しており、赤色は失敗を示します。失敗に気づいたら原因を探してすぐに修正します。

 ワークスペースの他には、広めのイベントスペースがあります。大きなプロジェクターが2台設置されていて、ミートアップやパーティーなどのイベントをよく開催しています。ソファや卓球台、ゲームなどが備え付けられています。

 朝食を用意するためのキッチンもあります。たくさんの飲み物やスナック菓子も常備してあり、メンバーは自由に食べられます。これらをオフィスに準備してあるのは、コンビニなどに外出する時間がもったいないからです。

 必要な備品などをすぐに注文できる「ask」というシステムがあります。専用のメールアドレスに簡単な内容を送るだけで、すぐに希望したものが用意されます。エルゴノミック(人間工学に基づいた)キーボードでもスナック菓子でも、欲しいものをすぐにオーダーできます。上長の承認を得なければオーダーできない、といった官僚的な仕組みを排除することで時間と労力のムダを省いています。

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