筆者の英語とのつきあいは、高校時代の1年間のアメリカ交換留学、大学の英会話クラブ(ESS)、社会人ではIEEE 802委員会などネットワーク関連の国際標準化会議への参加および4年間のアメリカ駐在です。IEEE 802委員会には約20年続けて参加しています。

 海外の大学で修士・博士号を取ったわけでもなく、また英語の専門家でもない私がこのような連載を担当するのはおこがましいのですが、国際標準化に関わった経験などから得た英語への心構えやノウハウを紹介していきたいと思います。

英語のままで解釈・理解しよう

 これからの技術者は、英語で自らを発信していくことが大事です。自ら発信し、異なる背景や知見を持った海外の技術者と意見を戦わせることで、視野や発想が広がります。

 そのためにはとにかく英文をリーディングし、英単語や表現のストックを増やすことです。読んで分からないものは、聞いても分かりません。読み込んでいくうちに、海外の技術者とのやり取りで自分の知っている単語や表現が出てきます。これはうれしいものです。

 リーディングで重要なのは、英語を英語のまま解釈・理解するくせをつけることです。今みなさんのリーディングは、こんな感じになっていませんか?

英語→翻訳(英和)→日本語→解釈→反応(日本語)→翻訳(和英)→発信(英語)

 でも翻訳者でなければ、実は日本語に訳す必要はありません。日本語で理解しても元のエッセンスが失われますし、その内容を英語で議論することもできません。

 そこで今後はこんな感じにしていきましょう。

英語→解釈→反応(英語)→発信(英語)

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