地方から上京してきた、期待や不安を抱える学生が木のぬくもりに包まれた空間で過ごす。玉川学園(東京都町田市)は9階建て、高さ31mの純木造学生寮をキャンパス内に建設する。建物の構造体だけでなく、内装や外装にも木材をふんだんに使用。敷地内で採れた間伐材を内装材の一部に使用して、メンテナンスの必要がある樹木の有効利用も図る。

玉川学園の大学生向け学生寮の外観イメージ(資料:玉川学園)
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学生寮の内観イメージ(資料:玉川学園)
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 建築面積は約850m2、延べ面積は約6150m2。11m2の個室が192部屋あるほかに、約100m2の共同で勉強する部屋を各階に配置する。玉川学園は、「木の調湿効果や香りによるリラックス効果などが、人の住む環境や学びの場に適している」とする。

基本計画段階の2階平面図。各階に24部屋の個室(緑部分)と共同で勉強する部屋(オレンジ部分)を配置する(資料:玉川学園)
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 国土交通省の2019年度の「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」に採択されて3億円の補助金を受けている。総事業費は非公開だ。設計者は久米設計、施工者は20年12月ごろに決定する予定。19年8月時点では基本計画が完了した段階で、21年3月に着工、22年12月に竣工する予定だ。

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