Web閲覧時に表示されるセキュリティーの警告を見極める

 Webサイトを閲覧しているときに、突然「ウイルス警告」などと書かれた画面が表示される問題が多数発生している。この手の警告画面の指示に従って進めていくと、セキュリティーソフトのインストールページが表示され、インストールをしつこく促される。

 だが思い出してほしい。実際にウイルスに感染した場合は、ブラウザーではなくセキュリティーソフトが警告を発するはずだ。つまりこれは偽物というわけだ。ただし、安全な接続が保証されないWebページを表示しようとしたときは、Webブラウザーが警告を発する。これは本物の警告なので速やかにWebページを閉じる。

 このように、本物のセキュリティー警告と偽のセキュリティー警告があるため、自分が目にしているのがどちらなのかを見極められるようにすることが重要だ。以下で紹介している2つの警告画面は、いずれも本物である。

Windows 10は、「Windowsセキュリティ」というセキュリティーソフトが常駐している。ウイルスを検知すると警告を発する
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Webブラウザー、Edgeのセキュリティー警告画面。フィッシング詐欺などの問題があるページを開こうとすると表示される
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 偽の警告画面は、突然画面がポップアップされて表示されるものや、ブラウザーの戻るボタンをクリックすると表示されるものなど、様々な種類がある。警告音を鳴らして不安をあおる場合もあるが、全て仕込まれたものなので無視するのが正しい対処法だ。速やかにタブかウインドウを閉じればよい。

 警告ではなく、「懸賞に当選しました」や「商品がお得に買えます」などとユーザーの興味を引くタイプの画面もある。これらもユーザーをだますWebサイトへ誘導しているので、画面を閉じるのが正しい対処法だ。だが画面が閉じられなかったり、画面を閉じてもしつこく表示を続けたりするものも少なくない。このようなタイプのものは、タスク マネージャーから強制的にブラウザーを終了させて対処しよう。

偽のウイルス警告画面。このような画面が表示されたら、速やかに画面を閉じよう
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画面を閉じられなかったり、しつこく新しい画面が開いてしまったりしたら、タスクバーの何もないところを右クリックして「タスク マネージャー」をクリックする
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タスク マネージャーが起動するので、終了させるブラウザーを選択して「タスクの終了」をクリックする
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