2019年9月13日、日本時間では21時に予約受付が開始される米アップル(Apple)のiPhone。業界関係者によれば、2019年内の組み立て予定台数は「iPhone 11」が4000万台、「iPhone 11 Pro」および「iPhone 11 Pro MAX」は合わせて4000万台弱で、11 Proと11 Pro Maxの内訳は3対4程度と見積もられている。

 米IDCは2019年9月9日に「Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker」を発表し、2019年のiPhoneの出荷台数を1億7790万台と予測している(プレスリリース)。これは前年比14.8%減に相当し、2019年5月に発表された予測値の1億8350万台をも下回る。2019年版のiPhoneの魅力は低いと予想されているのだろうか。

 “分解スペシャリスト”として日経 xTECHに記事を連載する柏尾南壮氏は、ユーザー目線とは異なる“分解者目線”により、2019年版iPhoneには「4つの注目点」があるとする。

 1つは「iPhone 11 Pro」と「iPhone 11 Pro MAX」で、独特の雰囲気を醸し出している背面カメラの配置だ。「多くのスマホメーカーが縦並びや横並びなど、一直線に並ぶ配置を採用するのに対して、iPhoneは三角形を描く配置を採用する。これは、カメラの軸調整が複雑になることを意味しており、カメラ・アライメント手法に注目すべきと考えている」(柏尾氏)。部品を供給するサプライヤーには日本企業も多く含まれるとみる。「サプライヤーはCMOSイメージセンサーがソニー、レンズは中国企業、組み立ては複数の日本企業、オートフォーカス機構やOIS(光学式手ぶれ補正)機構も、複数の日本企業による供給と聞いている」(柏尾氏)。

「iPhone 11 Pro」と「iPhone 11 Pro MAX」は背面に3眼カメラを搭載する
(写真:アップル)
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