スペシャルイベントで講演する米アップルのティム・クックCEO
(出所:アップル、以下同じ)
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 2019年9月10日(現地時間)に開催された米アップル(Apple)のスペシャルイベントは、インターネットのリアルタイム配信で見た。以前は英語が分からないなりにがんばって聴いていたのだけれど、最近は同時通訳をYouTubeなどで配信してくれる人たちがいる。

 アップルが配信する映像をフルスクリーンにし、バックグラウンドで同時通訳の映像を流し、音声を重ねて日本語で視聴できるのだ。プレゼンターや招待客の熱気をリアルタイムに感じられ、発表内容を後からニュースサイトなどで読むのとは違う趣がある。

 筆者が注目していたのは、今回発表された「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」。なぜならイベントを見る前からiPhone 11 Proを買うことを決めていたから(この名称はイベント前には分からなかったが)。これらを中心にイベントで発表された内容を振り返ろう。

想像よりもすごかったiPhone 11のデザイン

 イベントで発表されたiPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxは、予想されていた通りのデザインだった。カメラのレンズ部分以外は、これまでの「iPhone XR」や「iPhone XS」、「iPhone XS Max」とほとんど同じなので、残念に感じた人は多いのではないだろうか。

 しかし「iPhone X」系のデザインを気に入ってる筆者としては、あまり変わっていないことに安心した。変更されているのは背面のカメラ周りだけなのだが、発表を見るとかなりすごいことをやっていることが分かった。

 背面のガラスパーツは、レンズ周囲の四角く盛り上がっている部分までが1枚のガラス板から削り出されており、その中に2枚または3枚のレンズが配置されている。iPhone 11では背面とカメラ周りが全てすりガラス状になっているため背面と一体化し、レンズの形が浮き上がる。

 iPhone 11 Pro/11 Pro Maxでは、レンズ周りのガラスは光沢のままで背面のカラーが見えて、iPhone 11よりも高級感がある。個人的にはレンズ周りもすりガラス状になっているほうが一体感があって良いと思うが、実物を手に取ってみると違った印象を持つかもしれない。

 背面にレンズが2枚あったこれまでのiPhone XS/XS Maxは、2枚のレンズが1つのユニットに収められており、黒い楕円のような形をしていた。本体カラーが何色でもカメラユニットは黒。できるだけ小さくして目立たないようにしていたのかもしれない。iPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxのカメラ部分は、大きなレンズユニットをあえて隠さずに、エレガントに見せるデザインに振り切ったように思える。

「iPhone XR」の後継となる「iPhone 11」は背面カメラが2枚になった。カメラのレンズは独立したデザインで、周囲の四角く盛り上がった部分は背面ガラスと一体の削り出しだ
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iPhone 11 Proの製造工程を紹介したビデオで、背面パーツを1枚のガラス板から削り出している様子が分かる
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iPhone XSの背面カメラ。2つのレンズが1つのユニットに収められており、本体のカラーによらず全体が黒だった
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