初めての土地への独り海外出張でもスムーズに動くためのポイントを紹介するコラムの第1回では、ドイツ・ベルリンがターゲットである。海外イベントの取材経験や日経 xTECHへの執筆記事が豊富なフリーランスジャーナリストの山口 健太氏が、ベルリンを動き回るコツを紹介する。ベルリンでは、2019年9月6日~11日に民生用電子機器の大展示会「IFA 2019」が開催された(関連ニュース一覧)。

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 ドイツは欧州の中でも日本からの出張者が多い国だろう。その中でも首都であるベルリンは日本からの直行便がないにも関わらず、ビジネス需要は多いのではないだろうか。欧州の都市の中で、ベルリンは初めての出張でも訪れやすい都市だ。公用語はドイツ語だが、広く英語が通じる。日本に比べれば用心が必要とはいえ、スリなどの犯罪も比較的少なく、治安は良い。ロンドンやパリのように多くの人種が行き交っており、アジア人だからといって奇異の目で見られることもない。

 ベルリンの中でも出張者が多く訪れる地域がミッテ(Mitte)だろう。ポツダム広場(Potsdamer Platz)の周辺には大型ホテルや大型ショッピングモール「Mall of Berlin」、ブランデンブルグ門やチェックポイント・チャーリーといった有名観光スポットが集まっている。

ポツダム広場(写真:山口 健太)
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 もう1つ挙げるとすれば、買い物やグルメを楽しめるクアフュルステンダム(Kurfüstendamm)通りだろう。その通りに近い中のベルリン動物園(Berlin Zoologischer Garten、通称ツォー)駅は空港バスが発着することもあり、旅行者に人気の高いエリアだ。安宿も多いことから、予算を節約したい出張者にも魅力的だ。

クアフュルステンダムのレストラン
(写真:山口 健太)
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ベルリン・ツォー駅
(写真:山口 健太)
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 一方、ベルリン中央駅(Berlin Hauptbahnhof)は開業してから10年強の真新しい駅で、中央駅の周囲はあまり栄えていない。欧州では中央駅の周辺に宿を取る人は多いと思われるものの、ベルリン中央駅はまだ発展途上の存在だ。

ベルリン中央駅の周辺は寂しい
(写真:山口 健太)
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