ホテル分野は、客室の供給超過が起こり、激戦時代に入った。インバウンド獲得という目標の下、ホテルの在り方が変わり始めている。経験を積んだ旅行者の目的は単なる「宿泊」ではなく、充実した「滞在」の時間。近年注目される「ライフスタイル型」の動向などを、国内最新事例と併せて追う。

年表の上側は、グローバルホテルチェーンが近年、日本で開業してきたライフスタイル型ホテル。ライフスタイル型とは、利用者それぞれの日常生活の延長線上で、自由な過ごし方を受け入れる新しいタイプ。国内における登場は、東京・虎ノ門の「アンダーズ 東京」が先駆けとされる。年表の下側は、国内で開発されてきたライフスタイル型ホテル。東京・渋谷の「トランンクホテル」が先駆けとされる。三井不動産(開発)、竹中工務店(設計・施工)による「新宮下公園等整備事業」内のホテルは、区の公園と連携するライフスタイル型になると見られる(写真:アンダーズ 東京、トランク、ハイアット セントリック 銀座 東京、星野リゾート、マリオット・インターナショナル、安川 千秋、山本 育憲、日経アーキテクチュア、資料:隈研吾建築都市設計事務所、サンケイビル、積水ハウス)
出典:日経アーキテクチュア、2019年8月8日号 pp.50-51 特集
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