マツダの小型クロスオーバーSUV(多目的スポーツ車)の新型「CX-30」は、改良した先進運転支援システム(ADAS)「i-ACTIVSENSE」を搭載し、予防安全機能を強化した。従来のシステムに対して新たな機能を3つ追加した他、既存5機能の性能を高めた(図1)。

図1 小型クロスオーバーSUV「CX-30」
(撮影:日経Automotive)
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 改良システムに追加した機能は(1)運転者の状態監視、(2)車両の前側方の死角から接近する車両の検知、(3)高速道路の渋滞時におけるステアリングの自動制御──である。

 第1の運転者の状態監視機能「ドライバー・モニタリング」は、運転者の状態を赤外線カメラと赤外線LEDで監視する。まぶたの開き具合やまばたきの頻度、口や顔の向きなどから「居眠り」の有無を検知し、視線の方向と視線の動きから「わき見」の有無を検知する(図2)。

図2 予防安全システムの改良点
(マツダの資料を基に日経Automotiveが作成)
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 2種類のセンサーで運転者の居眠りやわき見を感知し、衝突などの危険があるとシステムが判断すると、警報で注意を促したり、自動ブレーキの警告のタイミングを早めたりする。赤外線カメラと赤外線LEDは、センターディスプレーの左右上部の縁(ベゼル部分)に内蔵した(図3)。

図3 赤外線カメラと赤外線LEDの搭載位置
(撮影:日経Automotive)
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