本特集では、バッテリー駆動時間を延ばす方法を中心にPCの節電について解説していく。今回は、Windows 10の設定を見直してバッテリー駆動時間を延ばす方法を紹介する。いずれも簡単に実行できるので、試してみてほしい。

液晶ディスプレーの輝度を下げる

 すぐにできる効果的な方法は、液晶ディスプレーの輝度を下げることだ。マウスコンピューター 取締役 開発本部長 品質管理本部長の軣秀樹氏は、「アイドル状態のPCにおいて最も消費電力が大きい構成部品は、ディスプレーの液晶パネル。全体の約50%を占める」と説明する。

 ディスプレーの輝度は、「Windowsの設定」の「システム」にある「ディスプレイ」を選び、「内蔵ディスプレイの明るさを変更する」にあるスライダーを操作して変更する。PCによっては、ディスプレーの輝度を変えるショートカットキーが用意されており、それを利用してもよい。

ディスプレーの輝度を下げるのは、バッテリー駆動時間を延ばす最も簡単で効果的な方法だ
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「バッテリー節約機能」を利用する

 米マイクロソフト(Microsoft)は同社のWebサイトに、Windows 10ユーザー向けに「バッテリー節約のヒント」というヘルプページを用意している。ここでは、ノートPCのバッテリーを節約する様々な方法が紹介されている。全容はここを見ていただくとして、その中から便利な方法、着目するべきと思われる方法を紹介しよう。

参考文献:バッテリー節約のヒント
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/20443/windows-10-battery-saving-tips
マイクロソフトがWindows 10向けに用意している「バッテリー節約のヒント」ページ
(出所:米マイクロソフト)
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 マイクロソフトは、バッテリー節約を簡単に設定できる手段として「バッテリー節約機能」を用意している。この機能を使うと、バッテリー残量が少なくなったときにマイクロソフトが推奨する設定を自動的に適用してくれる。

 この機能の設定は、「Windowsの設定」の「システム」にある「バッテリー」をクリックすると変更できる。有効にすると、電子メールやカレンダーの自動同期、ライブタイルの更新、頻繁に使わないアプリなどが一時的に停止される。

 オプションで、バッテリー節約機能がオンのときに画面の明るさを下げられるようになっている。必須ではないが、チェックを入れておくとより効果的だろう。

バッテリー残量が少なくなったときにマイクロソフト推奨の設定を自動的に適用してくれる「バッテリー節約機能」
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