ポイント2:「なぜなら」や「もし」などを正しい言葉で受けているか

 「正しい対応関係を守る」という意味では、特定の言葉で受けなければならない接続詞や副詞の使い方にも注意しよう。例えば「なぜなら」は「からだ(からである)」で受ける。「なぜなら、メリットが大きい」ではなく「なぜなら、メリットが大きいからだ」にしたほうが読みやすい(「なぜなら」は省略しても構わない)。

 他の例として「全然~ない」や「決して~ない」「必ずしも~ない」「なぜ~か」「一体~か」「もし~なら」なども挙げられる。

ポイント3:正しい係り受けになっているか

 修飾語と被修飾語の係り受けに関する間違いも多い。その例が次の文である。

正しい係り受けにする
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 書き手は「不備がある修正機能を改良する」という内容を伝えようとした。しかし「不備がある登録情報の修正機能を改良する」という文では、「不備がある」が「登録情報」に係っているように見える。この場合は「不備がある」の後ろに読点(、)を打って、「登録情報の修正機能」がひとまとまりであることを示す。

ポイント4:用語を統一しているか

 文章の途中で用語を変えてしまうこともよくある間違いだ。例えば文章の冒頭では「入力」と表現しているのに、途中から「登録」や「エントリー」に変えてしまうようなケースである。

 このような表記揺れによって文章は分かりにくくなる。読み手は違う用語が出てくるたびに「なぜここで表現が変わったのか」「違うことを指しているのだろうか」と考えてしまう。同じ意味の用語は統一したほうが読みやすい。