(出所:ニューラリンク)

 イーロン・マスク氏が2017年に創設したBMI(Brain Machine Interface)のスタートアップである米ニューラリンク(Neuralink)は、2019年7月17日に新開発のデバイスや今後の研究方針などを発表した。神経科学者としてBMIの研究を手掛けた経験を持つハコスコ代表取締役の藤井直敬氏は、ニューラリンクの取り組みを「極めて真っ当なアプローチ」と高く評価する。藤井氏にそのポイントを3回にわたって解説してもらう。

藤井直敬(ふじい・なおたか)
デジタルハリウッド大学大学院 専任教授
医学博士
ハコスコ 代表取締役
1965年広島生まれ。東北大学医学部卒業。同大大学院にて博士号取得。1998年よりマサチューセッツ工科大学(MIT)、McGovern Instituteにて研究員。2004年より理化学研究所脳科学総合研究センター象徴概念発達研究チーム副チームリーダー。2008年より同センター適応知性研究チーム・チームリーダー。2014年ハコスコを起業。2018年よりデジタルハリウッド大学大学院教授。主な著書に、『つながる脳』『ソーシャルブレインズ入門』『拡張する脳』など。