正解は(4)浮動小数点形式です。

 浮動小数点形式では、「○○×△△の□□乗」というスタイルで小数点数を表します。このスタイルでは、同じ小数点数を様々な表現で表すことができます。例えば、3.14という数は、3.14×100、31.4×10-1、314.0×10-2、……などの様々な表現で表せます。これら3つの表現を見比べて分かるように、小数点の位置が変化できるから「浮動(固定でない)」というわけです。

浮動小数点数形式
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 コンピューターは、小数点数を浮動小数点形式の2進数で取り扱っています。0と1だけを使って、「○○×△△の□□乗」というスタイルを表現するために、複数桁の2進数を部分的に分けて使います。

 押さえておきたいのは、2進数で小数点数を表現する場合、10進数のシンプルな小数点数でも2進数では正確に表せない場合があるということです。 例えば、10進数のシンプルな小数点数0.1を2進数で表すと0.0001100110011001……という永遠に続く循環小数になります。ICのピンの数に限りがあるコンピューターで永遠に続く循環小数を表すことはできないので、途中で打ち切られ、すなわち正確な値が表せません。

 小数点数の表現方法については、以下の講座で詳しく解説しています。

 最後の問題です。

【問題5】16進数を2進数に変換すると?

 コンピューターの世界では2進数だけでなく、16進数も重要です。2進数で表された数は10進数に比べて桁数が多いため、16進数が使われます。

 では16進数の「65」は、2進数ではいくつでしょう。

  • (1)01010110
  • (2)01100101
  • (3)10011010
  • (4)10101001