自動車の外界センシングに有効なLiDAR(Light Detection and Ranging)で、距離計測手法を工夫する開発が活発だ(関連記事1「メカレスLiDARが第2世代へ、完全自動運転車の礎に」)。レーダーやカメラなど他の車載センサーとの厳しい競争環境で採用を拡大するためである。

 LiDARの距離計測には、ToF(Time of Flight)を使うことが一般的だが、ここへ来てFMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式が増えている。ToFは、パルス光を発して反射光の遅延時間から距離を計測する。FMCWでは反射波の周波数変化を読み取る(図1)。

図1 FMCW方式の原理
レーザー光の反射光から距離(R)を読み取る手法の3つの例。振幅検知ではパルスの時間差(⊿t)、位相検知では位相差(⊿Φ)、周波数検知では周波数差(⊿f)を使う。(図:LiDAR開発企業のイスラエルOryx Visionの図を基に日経エレクトロニクスが作成)
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