Windows 10の操作はスムーズ、バッテリー容量も十分だ
液晶ディスプレーは、回転してタブレットモードで使うことが可能だ。タブレットモードでは、キーボードは自動的に無効になる。回転させると天板と底面がぴったりくっつく。ヒンジもぐらつかず安定している。このとき画面の向きは自動で切り替わる。
ヒンジはかなりがっちりしており、天板と底面をテントのように開いた状態でもしっかり固定できた。この状態だと映画などを省スペースで鑑賞できる。液晶ディスプレーはIPS方式なので、視野角や応答速度に不満は感じなかった。
CPUはインテルの第8世代Coreシリーズに属する「Core m3-8100Y」。ローエンドモデルでもストレージとしてPCI Express接続の256GB SSDを搭載している。Windows 10やアプリケーションの動作はキビキビとしており、GPD Pocketのときに感じた性能面での不満は全くない。
カタログにバッテリー駆動時間の表記はないが、容量は8600mAhだと書いてある。取材の仕事があったので、満充電状態から約2時間のスリープ、この原稿を書いていた時間も含む4時間程度の軽作業(原稿執筆とWebブラウズが主体)、帰宅まで約2時間のスリープという作業を行ってみた。
Windows 10のアクションセンターでは「バッテリ節約機能」を有効にし、輝度は20に設定した。おおむね半日の出張作業を想定したテスト内容だが、帰宅時のバッテリーの残り容量は56%だった。この使い方だとバッテリーには十分な余裕があり、1日仕事でも不安は感じない。
空きのM.2スロットにストレージを増設可能
OneMix3は小型なのでインターフェースは少ない。左側面にあるのはMicro HDMI、マイクとヘッドホンの複合端子。右側面には、充電用を兼ねたUSB Type-C(USB 3.0対応)と一般的なUSB 3.0ポート、microSDメモリーカードスロットがある。