同一メーカーの製品に買い直しとなる
メッシュネットワークを構築するには、同一メーカーで同じ製品群のメッシュネットワークに対応するWi-Fi機器を用意する必要がある。こうした製品を使っていない場合はWi-Fi機器を買い直すことになる。同じメーカーのメッシュネットワーク製品でも、接続できる場合とできない場合があるので注意しよう。
各メーカーはメッシュネットワークを構築する複数台のWi-Fi機器をセットで販売している。初期導入であればセットで購入するのが無難だ。メーカーによっては親機と子機を明確に区分している。その場合は親機1台と子機2台以上を購入する必要がある。
中には2台セットのメッシュネットワーク製品もある。2台で使う場合は、Wi-Fiルーターと中継機の組み合わせと位置付けは同じだ。ただし子機を1台買い足すだけでメッシュネットワークを構築できる。
スマホアプリで簡単にセットアップできる製品も
TP-Link Japanの「AC1200 メッシュWi-Fiユニット Deco M4 2パック」(実勢価格は税別1万3380円)と、「AC1200 追加用メッシュWi-Fiユニット Deco M3W」(実勢価格は税別5120円)を使い、3台で構成する最小限のメッシュネットワークを構築してみよう。
AC1200 メッシュWi-Fiユニット Deco M4 2パックはWi-Fiルーターの2個セットで、どちらか1台を設置しスマートフォンを接続後、「Deco」というアプリをストアからインストールし、後はアプリの指示に従ってセットアップをすればよい。
2台目以降に設置したWi-Fiルーターは、電源投入後に待機状態となるので、アプリからペアリングを実行するだけでいい。実に簡単だ。