【連載趣旨】
CASEとMaaSが世界の自動車産業に大きな変革を迫っている。その激しさは、実は自動車産業で働く多くの人たちの想像を超え得る。なぜなら、これらが迫る変革は、自動車産業のこれまでの常識や考え方の延長線上にはないからだ。自動車産業にいると意外に気付かない、CASEとMaaSが自動車産業に及ぼす「不都合な真実」を本連載で紹介する。不都合な真実とは裏を返せば、ビジネスチャンス。うまく対応すれば、競争力をぐっと引き上げることができる「箴言」でもある。

(CASE:コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化のこと。MaaS:Mobility as a Service、すなわち次世代移動サービスのこと)

野辺 継男 氏 (のべ つぐお)
名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授
野辺 継男 氏 (のべ つぐお) 1983年NEC入社。国内外でIBM互換のパソコン事業及び関連事業立ち上げ。2000年末退職後、国内最大級のオンラインゲーム会社を含む複数ベンチャーを立ち上げCEO歴任。2004年4月日産自動車入社。ビークル・インフォメーション・テクノロジー事業に従事。2012年3月退職。2012年4月インテル入社。クルマのICT化から自動運転全般のアーキテクチャ構築に従事。2014年5月名古屋大学客員准教授兼務。現在に至る。 専門分野: 応用物理学。ICT全般の先端技術及び事業開発。(例:PC、メディアサーバ、VOD、テレビ会議、STB、PDA、衛星・地上波データ放送システム、MMORPG、テレマティクス、Web2.0、ビッグデータ、車載IT、自動運転)、情報処理学会、人工知能学会所属。