スタート以来、日経 xTECHの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第7回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第7回のお題は「権限もなし能力もなし、日本企業のCIOに未来はあるか」。3番手として回答する識者はITベンダーとユーザー企業双方の役員を歴任した有賀貞一氏だ。CIOは「情報技術(IT)」を統括するのではなく「情報」を統括する役員としたうえで、CIOになるには技術者にはハードルの高い経営経験が不可欠とした。技術者にCIOへの道はあるのか。(編集部)

有賀 貞一(あるが ていいち)
AITコンサルティング 代表取締役
有賀 貞一(あるが ていいち) 1970年に野村コンピュータシステム(現・野村総合研究所)入社、ニューヨーク駐在事務所長などを経て、1994年に常務取締役。1997年にCSK(現SCSK)入社、専務取締役に就任。金融システム事業本部長など歴任し、2005年にCSKホールディング代表取締役。2008年にミスミグループ本社代表取締役副社長。2011年に AITコンサルティング株式会社を設立し代表取締役に就任。現在、中央電力やアイリッジの取締役などを兼務。
【質問1】デジタル担当役員がいれば十分、CIOは不要では?
【回答】 CIOは「IT担当役員」ではなく「情報担当役員」だ、経営の観点で情報を統括する役員は必要
【質問2】なぜ日本企業にはダメCIO、エセCIOが多いのか
【回答】 ITを得意とする部門の長が経営経験もないままCIOに任命されるから
【質問3】CIOを目指す技術者にどんなアドバイスを贈る?
【回答】経営経験を積めていないのなら、まずはビジネススクールのカリキュラムを学べ

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