スタート以来、日経 xTECHの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第7回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第7回のお題は「権限もなし能力もなし、日本企業のCIOに未来はあるか」。2番手として回答する識者は土木設計の技術者として従事した後、IT担当に転じて長くCIO(最高情報責任者)を務めた木内里美氏だ。元CIOにけんかを売っているようなお題に対して、木内氏の回答やいかに。(編集部)

木内 里美(きうち さとみ)
SANTA 会長
木内 里美(きうち さとみ) 1969年に大成建設入社。土木設計部で海洋設計に従事した後、土木設計部システム技術室で部門LANの構築に携わり、1995年に土木情報技術部部長。2001年に情報企画部長、2001年に社長室情報企画部長、2005年に理事 情報企画部長 兼 大成情報システム代表取締役社長。2008年に大成ロテック常勤監査役。2012年にオランを設立し代表取締役に就任。2017年にSANTAを設立し会長に就任。2019年から高知県北川村政策参与。
【質問1】デジタル担当役員がいれば十分、CIOは不要では?
【回答】CIOもシステム部門も頼りにならず、CDO設置は現状打開への経営の意思
【質問2】なぜ日本企業にはダメCIO、エセCIOが多いのか
【回答】処遇ポジションとしてあてがわれたCIOが多い、期待するほうが無理
【質問3】CIOを目指す技術者にどんなアドバイスを贈る?
【回答】必ずしも技術者である必要はないが、システムのデザイン能力は不可欠

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