日経 xTECHの名物コラム「テクノ大喜利」にIT版として登場した「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第3回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第3回のお題は「2025年の崖、老朽化した基幹系システムをどうする?」。最初に回答する識者は、製造現場のシステム開発などを手掛けた後にCIO(最高情報責任者)を務めた寺嶋一郎氏だ。システム刷新のリスクを避けようとしたり、コンサルタントにそそのかされてERP(統合基幹業務システム)の安直な導入に走ったりする経営者の問題を鋭く指摘する。(編集部)

寺嶋 一郎(てらじま いちろう)
TERRANET代表
寺嶋 一郎(てらじま いちろう) 1979年に積水化学工業入社。製造現場の制御システム、生産管理システム構築などに従事。1985年マサチューセッツ工科大学留学を経て、人工知能ビジネスを目指した社内ベンチャー、アイザック設立に参画。2000年に積水化学 情報システム部長に就任、IT部門の構造改革やIT基盤の標準化などに取り組む。2016年に定年退職し、IIBA日本支部代表理事、BSIA事務局長、PCNW幹事長などを通じて日本企業のIT部門を支援する活動に着手。
【質問1】なぜ日本企業は基幹系システムを放置し続けるのか
【回答】経営者が在任中に更新リスクを引き受けたくないから
【質問2】日本企業がERPやクラウドをうまく使えない理由は何か
【回答】 ERPやクラウドの本質をはき違えて捉えているから
【質問3】老朽化したシステムを抜本的に刷新する秘策はあるか
【回答】ソフトリフォーム、あるいはデータハブを介した段階的移行

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