ドライブの品番からCPUの温度まで、PC情報を詳細表示

 PCのカタログに掲載されている仕様の情報には限りがある。また、同一機種でもモデルによってメモリーやCPUが異なったり、カスタマイズされていたりする場合がある。Windowsにしても、Windows 10であることは分かっていても、そのバージョンは確認しないとなかなか分からないものだ。

 PCに関する情報を容易に、隅々まで把握したいなら、英Piriformのフリーソフト「Speccy」を使ってみよう。メンテナンスソフトと言えば、不具合を探して修復するものが多い中、Speccyは「情報を表示する」ことに特化したちょっと変わったソフトだ。

 インストール時は、バンドルソフトのインストールも勧められる。不要であれば、バンドルソフトはインストールしない設定にしよう。

PiriformのWebサイトで、上部の「For Home」メニューから「Speccy」を選び、Speccyの製品ページで「Download Free Version」をクリックする
(出所:英Piriform)
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インストール画面。バンドルソフトのインストールが不要な場合は、「No thanks……」を選んでから「インストール」をクリックする
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 Speccyを起動すると、PC全体の概要を示す「要約」が表示される。CPUやメモリー、機種名などは、この画面で確認できる。気になる項目を左側のメニューから選択して、詳細を表示してみよう。

 例えばCPUは、製品名(下の画面の場合は Core i5 560M)はもちろん、コア数やスレッド数、仮想化技術に対応しているかどうか、平均温度など詳しい情報を見ることができる。メモリーを増設したい場合は、左側のメニューから「メモリ」を選択する。これで、空きスロットの数やメモリー使用率を確認できる。マザーボードやグラフィックなど、見ただけではよく分からない項目もあるが、ザッと目を通しておこう。

起動直後に表示される「要約」画面。主要部品の品番や容量、CPUの温度が分かる
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左側のメニューから「CPU」を選択すると、CPUの名称などに加えて、「平均温度」が表示される。この画面では50度を超えているので、冷やす方法を考えたほうがよさそうだ
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 「ファイル」メニューから「テキストとして保存」を選択すれば、詳細情報を含めてテキストファイルに書き出せる。PCが故障すると、Speccyを起動できないことがある。こうしたトラブル時の対応などに備えて、詳細情報のテキストを印刷しておくと役立つかもしれない。