損傷などの問題が深刻になってから対処する対症療法的な「事後保全」ではなく、早めにこまめに補修して構造物の寿命を延ばす考え。計画的な維持管理によってライフサイクルコスト(LCC)を削減できるとされている。国土交通省によれば、予防保全は個別の施設に対する「点検」、「健全度の評価」、「劣化予測」、「修繕・補強」の四つのフェーズからなる。2013年11月に決定したインフラ長寿命化基本計画や国交省のインフラ長寿命化計画(行動計画)でも予防保全の考え方を基本としている。

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