建設投資の増加や人手不足を受けて、製造業などに比べて低迷していた建設産業の技能労働者の賃金水準が高まる傾向にある。例えば国土交通省は2019年3月、賃金などのベースとなる「公共工事設計労務単価」を全職種の平均で3.3%引き上げた。7年連続の引き上げとなり、12年度に比べると48%も増加したことになる。公表を始めた1997年度以降で最も高い単価になった。設計などの業務委託で用いる「設計業務委託等技術者単価」も、2019年3月から平均で3.7%引き上げた。7年連続で3~5%程度の大幅な上昇が続いており、この技術者単価も1997年度以降で最も高い。

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