フェイスブックがAIアシスタントに再挑戦か、アップルによるヘルスケアベンチャー買収も判明

2019年5月27日~6月2日

2019/06/07 05:00
市嶋 洋平、根津 禎=シリコンバレー支局、小久保 重信=ニューズフロント

 AIアシスタントや仮想通貨への進出など、米フェイスブック(Facebook)の動きが目立つ。米アップル(Apple)がぜんそくのモニタリング技術を手がける新興企業を買収していたことも判明した。

[1]フェイスブックのザッカーバーグCEO、AIアシスタントの開発を示唆

 米フェイスブック(Facebook)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は2019年5月30日に開いた年次株主総会で、AI(人工知能)を使った音声アシスタントに関連する複数のプロジェクトを進めていることを明かした。同氏は、「今後数年で、音声が重要なインターフェースとなる。我々のプロダクトがもっと多く登場することを、私は想像している」と述べた。米CNBCが同日に報じた。フェイスブックはビデオ通話端末を開発・販売している。この端末では米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)のAIアシスタント「Alexa」を利用している。フェイスブックはかつて「M」というパーソナルアシスタントサービスを提供していたが、2018年1月にサービスを終了した。

[2]アマゾン、Alexaに録音データを削除する機能を追加

 アマゾン・ドット・コムは2019年5月29日、AI音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」に新たなプライバシー管理機能を追加することを明らかにした。音声記録を削除する操作を、音声命令で行えるようにする。「アレクサ、今日しゃべったことを全部削除して」「最後の録音を消して」と命令すればよいという。

[3]ウーバー最初の従業員グレイブス氏が取締役を辞任

 米ウーバーテクノロジーズ(Uber Technologies)が最初に雇用した人物として知られるライアン・グレイブス氏が取締役を辞任する。同社が2019年5月24日に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかになった。同月27日付で、取締役会で携わっていた全ての委員も辞任する。ウーバーはグレイブス氏の辞任について、同氏と会社の意見の相違によるものではない、と説明している。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、グレイブス氏は米ゼネラル・エレクトリック(General Electric)に務めていたが、2010年に共同創業者のトラビス・カラニック氏の要請に応え、ウーバーで最初の従業員になった。短期間だったが、初代CEOを務めたこともある。

[4]アップル、4年ぶりに「iPod Touch」の新モデルを発表

 米アップル(Apple)は2019年5月28日、携帯メディアプレーヤー「iPod Touch」の新モデルを発表した。4年ぶりの新製品となる。2016年に発売したiPhone 7と同じ「A10 Fusion」プロセッサーを搭載するなど、前モデルから性能向上を図った。価格は199米ドルから(日本では税別2万1800円から)。iPodとして初めて拡張現実(AR)のアプリを利用できるようにした。ゲーム配信サービス「Apple Arcade」や、雑誌・新聞コンテンツ配信サービス「Apple News+」など、先ごろ発表した一連のサブスクリプション(定額制)サービスに対応する。5月28日に世界27の国と地域で予約受付を開始した。

新型「iPod Touch」(出所:アップル)
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[5]テスラのマスクCEO、納車台数の記録達成を呼びかけ

 米テスラ(Tesla)のCEOのイーロン・マスク氏は2019年5月29日、全社員に宛てた電子メールで、納車台数の新記録更新に集中して取り組むよう呼びかけた。米CNBCが同日に報じた。「うまく実行できれば、4~6月期は過去最高の納車台数を達成し、素晴らしい勝利になる」と述べ、5月30日から米国、アジア、欧州の担当チームと1日おきに電話会議を開くという。

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