米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)や米グーグル(Google)を中心に、自動運転やウエアラブル、ライフサイエンスといった先端領域での動きが目立つ。米国政府による禁輸措置を受けた中国・華為技術(ファーウェイ)関連の話題も多かった。

[1]アマゾンのベゾスCEO、「自動車産業への参加に興味」

 米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は、2019年3月に開催した全従業員参加会議で、自動車産業の最近の動向について「とても魅力を感じている」と語った。同氏は例として「配車サービス」「EV(電気自動車)」「コネクテッドカー」を挙げ、「非常に多くのことが起きている魅力的な産業だ。見るのも参加するのも興味深い」と述べた。同会議の録音データを入手した米CNBCが5月21日に報じた。

[2]グーグルがスマートグラス最新版、AI画像処理強化

 米グーグル(Google)は5月20日、カメラを搭載したスマートグラスの最新版「Glass Enterprise Edition 2」を発表した。プロセッサーを高性能化し、人工知能(AI)による画像認識などの処理能力を引き上げた。「Google Glass」は開発者向けに発売されたが、プライバシーなどへの懸念から開発を中止。2017年に業務向けのGlass Enterprise Editionとして再始動していた。

(出所:グーグル)
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[3]ファーウェイ幹部をシリコンバレーのチップ企業が提訴

 中国・華為技術(ファーウェイ)の幹部が、シリコンバレーのマイクロチップ企業から機密情報を盗んだとして提訴された。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が5月22日に報じた。米カリフォルニア州サンノゼに本社があるCNEX Labsの大容量データストレージに関する情報が対象だという。同社には米マイクロソフト(Microsoft)や米デル(Dell)などの系列のベンチャーキャピタルが出資している。

[4]テスラ、4~6月期の納車台数は過去最高を更新か

 米テスラ(Tesla)のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、従業員に宛てた電子メールで、2019年4~6月期の受注台数が同年5月21日時点で、5万台を超えたことを明らかにした。米CNBCが5月23日に報じた。このペースで推移すれば、同四半期の納車台数は、過去最高を更新した2018年10~12月期の9万700台を超える可能性が高い。新記録を達成するためには「Model 3」を1日当たり1000台生産する必要があるが、現時点では1日当たり平均900台まで達成しているという。

[5]アマゾンの株主総会、顔認識技術の販売禁止求める提案否決

 5月22日に開催されたアマゾン・ドット・コムの株主総会で、顔認識技術ソフトウエア「レコグニション(Rekognition)」に関する株主提案が否決された。(1)レコグニションが人権侵害を助長するものでないと取締役会が結論付けない限り、同技術の政府機関への販売を中止する、(2)同技術がどの程度、人権やプライバシー権、あるいはアマゾンの事業を脅かすかを判断するため、第三者機関の調査を受ける、との提案があったが、いずれも否決された。英フィナンシャル・タイムズが5月22日に報じた。

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