出先でもセカンドディスプレーを実現する

 使っていないWindowsタブレットが手元にあるなら、それをセカンドディスプレーにする手もある。Windows 8.1以降には「接続」というアプリが用意されており、これでWindows PCやタブレットを無線映像伝送規格「Miracast」の受信機として利用できる。無線LANで接続するため、ケーブル配線も不要だ。双方の機器が同一の無線LANに接続していればよい。

 セカンドディスプレーとして使いたいPCやタブレットで「接続」アプリを起動して待ち受け状態にした後、接続元となるPCで「Windows」キーを押しながら「P」キーを押してディスプレーの設定を開く。そして「ワイヤレス ディスプレイに接続する」の一覧からタブレットを選択する。

 PCだけでなく、Miracastの送信機能を持つAndroidを搭載したスマホやタブレットの画面をPCに映し出すことも可能だ。

Windows 8.1以降には「接続」というアプリがあり、それを起動するとPCやタブレットをセカンドディスプレーとして利用できる
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「Windows」キーを押しながら「P」キーを押してディスプレーの設定を開き、「ワイヤレス ディスプレイに接続する」を開く
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一覧に「接続」アプリを起動中で待ち受け状態のPCかタブレットが表示されるので、それを選ぶと接続が完了する
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接続アプリに接続先PCの画面が表示された。2つのディスプレーに同じ内容を映す「複製」モードになっているが、接続するPC側で「Windows」キーを押しながら「P」キーを押してディスプレーの設定を開き「拡張」を選ぶと、セカンドディスプレーの設定に切り替わる
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 米Amazon.comのスティック型メディアプレーヤー「Fire TV Stick」も、Miracastレシーバー機能を備える。この機能を活用すれば、Fire TV Stickを挿したテレビにPC画面を無線経由で表示できる。例えば、宿泊先のホテルのテレビに無線で画面出力できるので便利だ。

 PCとFire TV Stickを同一の無線LANに接続後、Fire TV Stickの設定画面を開き、「ディスプレイとサウンド」にある「ディスプレイ ミラーリングを利用する」を選ぶ。これでFire TV StickがMiracastの待ち受け画面になる。あとはPC側で「Windows」キーを押しながら「P」キーを押してサイドメニューを表示し、「ワイヤレス ディスプレイに接続する」を選び、一覧からFire TV Stickを選択すればよい。

Fire TV Stick(Amazon.co.jpでの直販価格は税込み4980円)もMiracastのレシーバー機能を備える。設定を開き「ディスプレイとサウンド」にある「ディスプレイ ミラーリングを利用する」を選ぶと、画面のようなMiracastの待ち受け画面に切り替わる
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「Windows」キーを押しながら「P」キーをしてサイドメニューを表示し、「ワイヤレス ディスプレイに接続する」を選び、一覧からFire TV Stickを選べばよい
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田代 祥吾(たしろ しょうご)
PC周辺機器メーカーから日経WinPC編集部を経て、現在はフリーランスライターとして活動。日経PC21や日経パソコンなどで記事を執筆している。得意ジャンルはパソコンやスマートフォン、自動車、アキバ系サブカルチャーなど。