コンクリート診断士試験の内容が2019年度に変わる。記述式問題のうち、従来のA問題がなくなり、構造物の診断に関する問題だけが出題される予定だ。18年度の試験問題も振り返りつつ、19年度の試験への備え方を示す。

四肢択一問題
写真や図表を伴う問題が増加

 2018年度の試験もこれまでと同様に全40問に解答する方式だった。分野別の傾向としては、「劣化のメカニズムと評価・予測」の出題が5問と少なめで、「鉄筋コンクリートの変状」「調査・試験方法」「補修・補強」の3分野からはほぼ均等に出題されていた(図1)。

図1■ 2018年度の四肢択一式試験の出題傾向(カッコ内は17年度)
[出題分野の傾向]
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[出題形式の傾向]
1つの問題で写真と図の両方を使用するなど、重複している場合がある。カッコ内は17年度
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 17年度の出題に比べて、写真を使った問題が2問、図を使った問題が5問増えた。さらに、17年度には1問も出なかった表を用いた出題が、18年度は3問に増えた。図や写真などを手掛かりにコンクリートに生じた問題を分析したり、適切な対応策を考えさせたりする出題が目立った格好だ。

 写真や表を読み解く形式の問題では、考え込んで時間を費やしてしまいがちなので、ここで時間を取られ過ぎて記述式問題を解く時間がなくならないよう留意する。

 四肢択一式問題の合格ラインは、年度に応じて若干変わるとみられるが、40問中26問(正答率65%)程度は正解しておきたい。

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