本記事は、日経エレクトロニクスの過去記事を再掲載したものです。社名や肩書きは執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 トヨタ自動車は、Ethernet(イーサネット)をベースにした新しい車載LANインタフェース規格の策定に動き出した。ルネサス エレクトロニクスや米Broadcom社と組み、国際標準化に向けた活動も始めている。同規格に興味を示すドイツBMW社や米General Motors(GM)社などとも、今後協調していきたいとする。

 車載LANインタフェース規格にはボディ系や制御系、情報系といった適用するシステムに応じて、データ伝送速度の異なるCAN、LIN、FlexRay、MOST、1394 Automotiveなどがあり、多くが実用化されている。この中で、今回の「車載Ethernet」は制御系と情報系の両方をカバーする(図1)。トヨタ自動車は早期実用化を狙っており、「特に情報系については、ある車種への採用に向けて、量産部門との擦り合わせを開始した」(同社)という。

図1 制御系と情報系を包含する車載Ethernet
 車載LANインタフェース規格には、CANやFelxRayなど幾つかある。この中で、トヨタ自動車などが提案する車載Ethernetは、制御系システムと情報系システムの両方を包含する規格として位置付けられる。データ伝送速度は未定(初出時点)なので、上図では予想値を表示した。
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