ゲームセンターでひときわ大きなドーム型の筐体が目を引く、バンダイナムコゲームス(当時、現・バンダイナムコエンターテインメント)のアーケード向け体感ゲーム機「機動戦士ガンダム 戦場の絆」。球面スクリーンを用いた没入感の高さや、全国規模のネットワーク機能を特徴とするこのゲーム機は、2006年11月の稼働開始から10年以上経過した2019年現在でも、根強い人気を博している。

 その基となったのが、経営統合前のナムコ(当時)が2001年ごろに開発していたドーム型の実験機「O.R.B.S」である。O.R.B.Sは商用に耐える強いコンテンツの不在を理由に一旦開発が凍結され、ナムコの社内で「休眠状態」となっていた。そんなO.R.B.Sに転機が訪れる。当時不況にあったアーケードゲーム事業の立て直しを背負うメンバーがある企画を持ち込んだのだ。それが、大人気ロボットアニメ「機動戦士ガンダム」を題材とする新型ゲーム機の開発だった。

(写真:加藤 康、図:バンダイナムコエンターテインメント)
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出典:日経エレクトロニクス ドキュメンタリー 体感ゲーム機「機動戦士ガンダム 戦場の絆」の開発
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