本記事は、日経エレクトロニクスの過去記事を再掲載したものです。

 米国で開催された世界規模の展示会で発表されて話題となり、その後、世界中でヒットしたソニーモバイルコミュニケーションズのスマートフォン「Xperia Z」。その開発の源流には「一枚板のような造形に挑みたい」というデザイナーの思いがあった。

 「うわー。クールだね!」

 「いつ発売? 私のスマートフォン、次はこれにするわ」

 2013年1月、世界最大級の民生エレクトロニクス機器の展示会「2013 International CES」──。ソニーのブースの前には、近年では見られなかった黒山の人だかりが出来ていた。来場者の目当ては、展示会の開催前日に発表されたばかりの「Xperia Z」。ソニーモバイルコミュニケーションズ(SMC)が開発した。報道関係者やバイヤー、一般消費者、そして競合他社の社員らが押し合いへし合いしながら、ソニーによるCESの目玉商品を直接手に取ろうと長い行列をつくった。

2013 International CESのプレス・カンファレンス
(写真:日経エレクトロニクス)
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 Xperia ZはSMCの2013年のフラッグシップ・モデルだ。厚さ7.9mmのフラットなシルエット。5型のフルHD液晶ディスプレー、米クアルコム(Qualcomm)製の最新クアッドコアCPU「APQ8064」、近距離無線通信規格のNFCなどを搭載。防水/防塵機能も備える。外観デザインにも性能にも優れるこの製品に誰の目も釘付けになった。

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