マリフアナ・大麻と米プロスポーツ界の関係に変化が起き始めている。大麻は米連邦政府が規制物質に指定していることもあって、いわゆる4大プロリーグを中心に米国のスポーツ界では広く使用が禁止されてきた。米プロバスケットボールNBAでは、選手に対し年4回ランダムなスクリーニングテストを行うなど厳しい姿勢を取り続けている。

 その一方で連邦政府の規制は続いているにもかかわらず、カリフォルニアやコロラド、インディアナ、メーンなど33の州が医療目的での大麻を合法化し、さらに11州では嗜好(しこう)品としての使用も解禁しているのだ。

 さらに大きいのは「CBDオイル」の普及である。CBDとはカンナビジオールという麻からの抽出物の略称で、精神的・身体的依存、耐性は見られない。寝る前にお茶にたらす、カプセルの形で飲む、電子タバコに入れるなどして摂取すると慢性痛や睡眠障害に効果があるとされる。そのため日本を含み合法とされる国や地域も多い。しかも世界アンチ・ドーピング機関(WADA)は2018年からCBDを禁止薬物リストから除外、IOC(国際オリンピック委員会)は2018年の平昌オリンピックから使用を認めている。ただ大麻と同じとして米国のプロリーグでは禁止対象に含まれたままだ。

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