米プロアメリカンフットボールNFLのグリーンベイ・パッカーズとIT大手マイクロソフトのジョイントベンチャーが、成功を収めつつある。

 パッカーズは過去4回優勝決定戦スーパーボウルを制した強豪チームであり、高い人気を誇る。そのパッカーズには他の米国4大プロリーグのチームにはない特徴が2つある。まずファンなど個人がチームの株を所有するいわゆる「市民チーム」という点だ。現在36万人余りの株主がおり、非営利な企業がチームを運営している。

NFLのグリーンベイ・パッカーズのWebページ
(図:パッカーズ)
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 2つめはフランチャイズ都市であるウィスコンシン州グリーベイが人口約10万人という小都市であることだ。フォックスリバーバレーと呼ばれる州北東部の都市圏で見ても人口は31万人に留まる。さらに人材や企業の流失という課題を抱えてきた。高等教育を受けた若者が東西海岸の大企業に就職したり、スタートアップ企業が規模を拡大すると大都市に本社を移転してしまったり、大企業に買収されてしまうことが多いのである。さらにそれに伴い雇用の喪失や人口減少という悪循環も起こっている。

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