バージョンとビルドはホストOSと同一

 Windows サンドボックスを有効化する手順は以下の通り。

 スタートメニューから「Windows システム ツール」-「コントロール パネル」-「プログラム」-「プログラムと機能」-「Windowsの機能の有効化または無効化」と選択すると、「Windowsの機能」という画面が起動する。「Windows サンドボックス」のチェックボックスにチェックを入れ、「OK」を選択すると有効化の作業は完了だ。Windowsの再起動が要求されるので、再起動する。

「Windows の機能の有効化または無効化」の設定画面でWindows サンドボックスを有効化する
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 再起動後、Windows 10にサインインしてスタートメニューから「Windows Sandbox」を選ぶと、ホストOSのWindows 10とは別のWindows 10環境が起動する。

Windows サンドボックスは、スタートメニューにアプリケーションとして追加される
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 Windows サンドボックスで起動されるWindows 10は、ホストOSのWindows 10のイメージを再利用している。そのため、同一のバージョン、ビルドとなる。

OSのバージョン、ビルドを確認した画面。Windows サンドボックスとホストOSで同一となる
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 Windows サンドボックスにファイルを渡す方法は大きく3つある。

 1つ目は、ホストOS側のWindows 10にあるファイルを、クリップボードを介してコピー&ペーストする方法だ。

 2つ目は、Windows サンドボックス側でインターネットを介してファイルを直接ダウンロードする方法だ。Windows サンドボックスの初回起動時、ホストOS側のWindows 10に仮想ネットワークアダプターが作成される。ホストOSがインターネットに接続されていれば、Windows サンドボックスは仮想ネットワークアダプターを利用してインターネットに接続できる。

 3つ目は「フォルダーマップ」という機能を使う方法だ。同機能はホストOS上の指定したフォルダーを、Windows サンドボックスから参照可能にする。例えば、ホストOSの「c:\Folder001」というフォルダーを指定すると、Windows サンドボックスのデスクトップ上に同名のフォルダーが表示される。ホストOS側でこのフォルダーにファイルを配置すると、Windows サンドボックス側のフォルダーにも配置される。逆も同様だ。

 フォルダーマップの利用には注意したい。Windows サンドボックス側の動作が、ホストOS側のWindows 10へ悪影響を及ぼす恐れがあるからだ。フォルダーを読み取り専用に設定すれば、Windows サンドボックス側からの書き込みを禁止できる。