コピー不要なフォルダーもある

 Windows 7やWindows 10をインストールすると、Cドライブのルートに「Windows」「Program Files」「Program Files(x86)」「PerfLogs」「Program Data」「ユーザー」というフォルダーが作成される。

 「Windows」フォルダーはその名前の通り、Windowsを動作させるために必要なシステムデータが保存されている。このフォルダーは新たなPCに移さなくてよい。

 「Program Files」フォルダーと「Program Files(x86)」フォルダーは、インストールしたデスクトップ アプリの保存場所だ。前者は64ビットアプリ、後者は32ビットアプリが保存されている。デスクトップ アプリの設定データは別の所に保存されているので、こちらもWindows 10搭載PCへ移す必要は無い。ただし、インストール作業が不要なフリーソフトなどをここへコピーして使っている場合は、忘れずに新しいPCに移そう。

 「PerfLogs」フォルダーは、パフォーマンス カウンタと呼ぶログファイルの出力先である。こちらも新PCへの移行作業には無関係だ。

Windows 7をクリーンインストールし、Microsoft Officeや各種デバイスドライバーをインストールし、Windows Updateした後のCドライブのフォルダー構成
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Program Dataフォルダーの内容を理解しておく

 「Program Data」フォルダーには、そのPCを使う全ユーザーが参照するアプリの設定データが保存されている。内部にはアプリの提供元ごとにフォルダーがあり、その中に各デスクトップ アプリのデータが格納されている。

 PCを最初に起動した状態だと、「Program Data」フォルダーは隠しフォルダーとして設定されている。エクスプローラーのオプションを変更し、隠しフォルダーを表示すると見られるようになる。

 移行前のPCから移行後のPCに、「Program Data」フォルダーの中身をコピーするという使い方は普通はしない。ただ、何かあったときに役立つかもしれないので、後述する「ユーザー」フォルダーのデータをコピーするついでに、一緒にコピーしておくとよいだろう。