スマートフォンとBluetooth接続して使うワイヤレスイヤホンの人気が高い。特に勢いがあるのは、左右のユニットを結ぶケーブルが無い「完全ワイヤレスイヤホン」だ。火付け役は2016年に発売された米アップル(Apple)の「AirPods」だが、その後多くのメーカーが様々な製品を市場に投入している。

ケーブルの無い、完全ワイヤレスイヤホンが人気を集めている
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 完全ワイヤレスイヤホンの利点は、ケーブルの煩わしさから解放されることだ。スマートフォンに接続するケーブルはもちろん、左右のユニットを結ぶケーブルすら無い。身に着けたとき、ケーブルが衣服や髪に絡まないし、首回りにケーブルがまとわりつく不快感が無い。

 難点はバッテリー駆動時間が短いことと、接続が途切れる場合があることだ。

 バッテリー駆動時間については、カタログ値で3~5時間の製品が大半だ。イヤホンを収納するだけで充電できるバッテリー内蔵ケースが付属するとはいえ、数時間おきにケースに収納するのは面倒だ。

 接続が途切れやすいのは、混雑する駅や交差点などで使う場合だ。スマートフォンとイヤホンのBluetooth接続や、左右のユニット間の接続が切れることがある。Bluetoothは2.4GHz帯の電波を使っており、無線LANをはじめ同じ周波数帯を使う他の機器とぶつかるためだ。

 最近では、これらの問題を改善し、9時間以上のバッテリー駆動時間を実現した上に、接続の安定性を向上させた製品が登場している。ゴールデンウイーク(GW)の遠出のお供にぴったりだろう。

 今回はバリュートレードの「AVIOT TE-D01d」、エム・ティ・アイの「NUARL NT01AX」、米マービン(Mavin)の「Air-X」の3製品を取り上げ、使い勝手や音の特徴などを比較しながら紹介する。

左からMavinの「Air-X」、AVIOTの「TE-D01d」、エム・ティ・アイの「NUARL NT01AX」
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