2019年3月のある日、「本当に持ち運べるノートPCが欲しい」と唐突に思った。

 これまで持ち運び用のノートPCを持っていなかったわけではない。米アップル(Apple)の「MacBook Pro 13インチモデル(以下、MacBook Pro)」を使っていた。重さは約1.5キロで、13.3型ディスプレーを搭載するノートPCとしては標準的な重さだ。

 それでもショルダーバッグに入れると、肩にずっしりと重さがかかる。毎日持ち歩くのはかなりしんどい。出張やイベント取材などでどうしても外でPCを使わなければならないとき以外は、MacBook Proを持ち出すことはなかった。

 そのときはまだこのコラムが始まることは決まっていなかったが、自分にプログラミング能力がないことに危機感を覚えていた。実力をつけるには、常にPCを持ち歩いてプログラムを書ける環境を整えるべきではないか。そうした思いから、持ち運び用のノートPCを買うことを突然思い立った。

 条件は何といっても軽いこと。ただし、軽いだけではなくきちんとタイピングできるキーボードの大きさも必要だ。例えば、小型ノートPCの「GPD Pocket 2」は465グラムと重さは申し分ないが、キーボードと画面が小さ過ぎる。これでプログラミングするのはつらい。

イベントで軽さに驚いた

 実は、購入したい製品は既に決まっていた。富士通クライアントコンピューティングの「LIFEBOOK UH」である。13.3型ディスプレー搭載PCで世界最軽量をうたう製品だ。

 日経BPが2018年10月に開催した「日経 xTECH EXPO 2018」を取材していたときのことだ。富士通のブースを通りがかった際に、説明員の女性から「このノートPCをちょっと持ち上げてみてください」と声をかけられた。

 持ち上げてみると、異様に軽い。重さは700グラムを切っているとのこと。それがLIFEBOOK UHだった。そのことがずっと私の頭に残っていて、結局は購入につながったのだから、その説明員はいい仕事をしたことになる。

 早速、富士通の通販サイトにアクセスし、LIFEBOOK UHの直販用モデルである「LIFEBOOK WU2/C3 最軽量モデル(以下、LIFEBOOK)」を注文した。

 OSは標準ではWindows 10 Homeだったが、Windows 10 Proに変更した。Windows 10の仮想化機能である「Hyper-V」はProでしか使えないからだ。

 CPUを「Core i7-8565U」に変更し、メモリーは16Gバイト、SSDは512Gバイトにした。プログラミングに使う統合開発環境は、スペックの低いPCだと動作が重くなってイライラさせられることが多いが、このスペックなら大丈夫だろう。

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