工作機械メーカーのオークマや複合機メーカーのリコーがロボットアーム(垂直多関節ロボット)に参入しようとしていることから分かるように、ロボット産業は垂直統合型から水平分業型へと転換しつつある。新規参入メーカーの増加は、既存のロボットメーカーにとって脅威になりかねない。だが、むしろ参入を促すかのような戦略を打ち出したロボットメーカーがある。それは安川電機だ。

 象徴的な戦略が、同社にとって“虎の子”といえるサーボモーターの外販である。2018年、同社は中国のロボットメーカーに対するサーボモーターの外販に踏み切った。同社と同様にロボットアームを手掛ける企業も排除しない構えだ。現時点で売り上げに大きく貢献しているわけではないものの、少しずつ成果が現れているという。

“虎の子”のサーボモーターを外販
安川電機は中国のロボットメーカーに対する自社製サーボモーターの販売を2018年に開始した。(出所:安川電機)
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